寒い日が続きますが暦の上ではもう春。
春は節句や新入学などお祝いごとも多い季節ですね。
沖縄県では、豚肉料理をメインに、鮮やかな赤が目を引くかまぼこ、田芋など地域色豊かな食材がふんだんに使われるお正月料理が、祝い膳として冠婚葬祭に共通して登場するという特徴があるのだそう。
写真上:店頭で見かけた「お祝い用の赤いかまぼこ」。写真下:沖縄でお祝い事やおせち料理の定番として使われる「田芋」
行事食に限らず、その土地で古くから育まれ、素朴ながらも滋味あふれる食材や地域食は、大切にしていきたいものです。でも一方で、食材の入手が困難になっていたり、作り方を伝えてくれる人が減っていたり・・・。ちょっぴり寂しいですね。
そんな中、沖縄の地域食を取り上げた記事に出会いました。食だけでなく暮らしぶりも見られる記
事や書籍に出会うと、もっとたくさんの地域食に触れてみたいという気持ちになります。
そして、古来より、食を病気の予防や体調を整えるもの・「ぬちぐすい~命の薬」として捉えてきた沖縄県を訪ねることで、あらためて「地域の食・伝統の食」の大切さを感じました。
その沖縄県では、いち早く食の欧米化が進み、長寿県順位のダウンや肥満率の増加など、食にまつわる健康状態の変化が近年問題になっています。でもこれはきっと他の地域でもありうること。みなさんも、お住まいの地域の「ぬちぐすい」を探してみませんか?(文・写真 原神千枝)