今年ももう終わりですね〜...と、この番付を見るたびに一年を振り返る習慣がついてしまいました(笑)。さて、そんなわけで今回も一年の総決算として、食卓まわりのヒット商品をピックアップしてみましょう。
【東】 大関「フリー(キリンビール)」
関脇「規格外野菜」
前頭「お弁当」
「粉もん」
「い・ろ・は・す(コカ・コーラグループ)」
【西】 関脇「餃子の王将(王将フードサービス)」
前頭「フィッツ(ロッテ)」
「蒸気レスIH炊飯器(三菱電機)」
「ハイボール」
昨年と変わらず「節約」と「改良」が目に付く気が。
番付からは、オフィスで自作の手作り弁当を食べる、節約志向の弁当男子の姿が思い浮かびます。きっと弁当箱の中身は『規格外野菜』や『粉もん』を使ったおかずで、さらに安く済ませているに違いありません(笑)。
『フィッツ』や『ハイボール』からは企業側の改良努力が伺えます。メディアを駆使した巧みな広告とイメージ戦略は、既存の商品に明るい・楽しい・エコロジーといった付加価値を付けました。しかし前年のような「新たな価値の創出」ではなく、「新しい売り方」という意味での改良のような気がします。
ちなみに今年のキーワードは「軽さ」。生活を軽量化するお財布に優しい商品が番付全般にたくさんランクインしています。食卓周りにも十分その傾向は見られたような気がしますね。たべものニュース内でも、『内食』という言葉が何度も登場しました。
最近の急激な円高の進行により、自給率の低い小麦を使う粉もんや、輸入食材の使用が多い弁当の値段は益々軽量化するかもしれません。しかし、その軽さは私たちの生活の質まで軽量化しないでしょうか。度が過ぎた節約は自らの首を絞める気がしてなりません。
価格を軽量化するだけでなく、不景気で重くなってしまった心を軽量化してくれる、安売り一辺倒とは異なった新しい需要を生み出し私たちの生活に花を添えてくれる、そんな商品が来年はたくさん出てきてほしいものですね。(橋本哲弥)
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●ニュースソース●
2009年ヒット商品番付 日経MJ(日経流通新聞)
12月2日(水)紙面より
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