こんにちは。
食育マイスターの南谷志保です。
先日晩ご飯の一品にとサヤインゲンを炒めていたところ、帰宅した子供達が
「おばあちゃん家のにおいがする~!」
我が家は毎年夏休みに1週間程青森の私の実家に滞在するのですが、私の母が趣味で小さな畑でいくつかの野菜を育てています。子供達はその畑でお婆ちゃんと一緒に土いじりをするのが大好き。
朝の5時には自ら起きて一緒に畑に出かけます。そして毎年その時期に旬のキュウリや茄子・ピーマンにインゲンを収穫してきて、朝からいただきます。
もちろん朝ご飯のおかずなので、あまり手の込んだものは作りません。サッと炒めたりサッと煮たり。キュウリやトマトは丸ごと氷水で冷やすだけだったり。
でも穫れたて新鮮な野菜達は手をかけなくても十分美味しい。
実家の母は平たいモロッコインゲンをいつも油炒めで食卓に出してくれます。食べやすい長さに切って、お酒とお醤油で味をつけただけのシンプルなもの。でもそれだけでご飯が何杯もいただけるくらいの美味しさです。
子供達はふと青森のお婆ちゃんを思い出したようで、
「早く8月にならないかなぁ...」
キュウリの酢の物を作ってもやっぱり
「お婆ちゃん家のにおいがする~!」
これは毎年お盆のお墓参りの際に持参する仏様へのお供え物の酢の物。
そして
「ところてんが食べたくなった~!」
キュウリの酢の物と一緒に必ず「ところてん」も添えるんです。
筍が出始めた頃、筍を米ぬかで茹でていたら
「春だよね~」と一言。
毎年春には、筍が大好きな私がしょっちゅう茹でているのを、においで記憶していたようです。
私にも「においの記憶」はあります。
温泉街を歩いていておまんじゅうを蒸かしているにおいがすると、お彼岸に母が朝早く起きて仏様に添える為のおまんじゅうを蒸かしていたことを思い出しますし、イカと大根を炊いたものが出てくると、今でも雪深い冬の実家を思い出します。
嗅覚は五感の一つ。(嗅覚・視覚・味覚・聴覚・触覚)
子供達には五感をフルに活用して、これからも旬を感じていって欲しいと願っています。
南谷志保のブログ http://yaplog.jp/mahokichi_829/