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2010年2月19日
シンガポールで楽しむスパイス

ジュニア・カレーマイスター伊能すみ子がお送りする
シンガポールでカレー・スパイス珍道中の後編です。

シンガポールの中心部に緑の豊かさがひと際目立つ
「フォート・カニング・パーク」という丘があります。
イギリス植民地時代に軍の司令本部が置かれ、日本軍占領時にも軍事目的で使われた場所で、当時の面影を残す大砲や地下通路が残されているのです。
今では森林浴を楽しんだり、ジョギングをする人たちが多く訪れる市民の憩いの場となっています。


その園内にあるのが「スパイス・ガーデン」です。
名前の通り、まさにスパイスの楽園☆
普段、見ることの少ない植物としてのスパイスやハーブの姿を30種類以上も直接見ることができるのは、めっちゃ貴重ですよ。

2singapore-1ino.jpg

クローブ

季節の変化のない赤道直下のシンガポールだけど、いちお季節は冬なので植物のほとんどは、春の訪れを心待ちにしているところです。
花や草としか見分けのつかないスパイスやハーブも、説明文がついているので目移りしては関心することばかり!(一部の植物には日本語表記もある)日本では、こうはいきません。

【新しい観光の楽しみ方】
同じ敷地内には「at-sunrice」という料理人を育成するアカデミーがあってプログラムの中に一般が参加できる料理教室があります。
2singapore-2ino.jpg
調理の前にはスパイス・ガーデンを散策して、特徴や使い方などをレクチャーしてもらいます。すっごく楽しいけど、これがまた英語なのです。
(当たり前ですが・・・)
語学に問題ない方は楽勝でも、単語を聞きとることしかできない私は雰囲気で乗り越えちゃいます。
2singapore-3ino.jpg

チリとココナッツミルクたっぷりのレッドカレー

調理では、先生のデモ&実習があって、シンガポールやインドなどの料理を習うことができます。
この時はタイ料理で、赤唐辛子やクミン、コリアンダー、レモングラスなどを石臼で突いたペースト作りからと本格的です。
切り物をして下を向いてると先生の手順が分からないし、先生の方を向くと手元が止まるし・・・ホント悪戦苦闘でした。
カレーの他にもチキンのパンダン包み、タイ風さつま揚げ、パイナップル炒飯、くわいのココナッツシロップデザートとフルコース☆
朝からトータルで5時間かけて様々な角度からスパイスの醍醐味を体験しました。
こんな、旅の思い出ってステキだと思いませんかぁ!

【カレーの宝の山を探索】
旅で美味しい料理を知ってしまったら、自宅でも作りたくなりますよね。
そんな時には、リトル・インディアにあるショッピングセンターへと足を運んでみましょう。
2singapore-4ino.jpg

ムスタファーセンター

2singapore-5ino.jpg
365日休むことをしらないこのセンターの魅力は入ったら分かります。
ずら~っと並んだインド料理に欠かせないスパイスや調理道具が私を呼んでいるのです。
ステンレス製のスパイスボックスのマサラ・ダッハやチャパティ用のフライパンなど、すぐにでもインド料理店をオープンできるくらいの品数です。
スパイスも、日本とは比べ物にならないほどの安さと内容量の多さが魅力的!ホールやパウダーはもちろん、手軽に作れる料理用ミックススパイスやレトルトカレー、日本にも輸入されている有名メーカーもありました。
2singapore-6ino.jpg
「家にもあるじゃん!」って思いながらも、ついつい買っちゃいます。
だって"ブラックペッパー100gで約70円"だったら買わないと損ですもん。
インド料理全般に興味を持つ私としてはスパイスと一緒に調理道具、カトラリーなども購入してテンション上がりまくり☆
食卓までもインドの雰囲気を演出しちゃいます。スパイスの香りを体全体で感じれば、荷物の重たさからくる手の痛みも関係ありませんね。

せっかくの円高だからブランド品を買うぞ~って思う方も多いと思いますが小さな宝がたくさん詰まったローカルセンターやスーパーに行けばまた違った冒険心・ワクワク感が楽しめますよね!
地元の方と同じように買い物したり、地域に密着した食材を利用したり、より一層、その土地を好きになることができるでしょう。

今度は、スパイスの植物たちが一番元気な季節にまた訪れてみたいです。

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