こんにちは。
ベジフルビューティーアドバイザー3期生の影山久美子です。
先日漢方学術講演会へ参加し、教育講演として、大阪医大の後山尚久教授による
~女性医療における漢方の役割への一考~
を聴講させていただきました。
後山先生は、漢方と言えば後山、後山と言えば漢方といわれている程、日本における漢方治療の第一人者です。
その中でも特に、興味深かった症例をご紹介させていただきたいと思います。
(1)脳出血を起こして既に手術不可能と言われた患者さんが、【続命湯方】という漢方を一カ月間服用し、治癒した上に後遺症も残らなかった例。
(2)血液中には赤血球と白血球があり、通常その大きさは白血球の方が赤血球よりも大きいですが、ドロドロ血では赤血球同志がくっ付き合って、赤血球の方が白血球よりも大きくなっています。このような患者さんたちが、【桂枝茯苓丸】という漢方を一カ月間服用し、白血球の方が赤血球よりも大きいサラサラ血に戻った例。
(3)ニキビと酷いカサカサ肌の患者さんが、【桃核承気湯】【十味敗毒湯】という二種の漢方を二か月間服用し、症状が解消した上に再発も起こさなかった例 ・・・ この患者さんは精神的にも笑顔を取り戻し、女性としての自信も回復なさったそうです。
(4)何年も不妊治療を行っているにも関わらず、効果を得られない患者さんたちが、【車前子】【南瓜子】【金銀花】【紅花】という四つの生薬を組み合わせた漢方を服用し、その50%に妊娠が確認された数々の顕著な臨床効果例...。中でも、過去3回体外受精を実地して成功しなかった患者さんにも妊娠が認められたそうです。
これは今、主要学会で大変大きな反響を呼んでいる症例です !
漢方は未病の治だけでなく、このように西洋薬でも及ばない素晴らしい治療手段であり、その治療学を頂点とするヒエラルキーを有するものでもあるのです。
ところで皆さまは、この漢方と野菜の関係をどのようにお考えでしょうか ?
この後漢方専門医を囲むディスカッションの中で、私たちは漢方と野菜の関係について、"同じ植物であれば生薬も野菜も同一線上にあるもの ・・・ 但し、その薬効の強さ早さに差があるだけ"という結論に達しました。
漢方学的には、私たちの体に良いとされているアクや渋みなどの機能性成分が強力なものが生薬であり、弱力なものが野菜であり ・・・ 毎日美味しくいただいている野菜ですが、つまりこの野菜を続けて食べることは、薬にもなっているということなのです !
薬食同源や薬膳が昔から受け継がれている訳も納得出来、そして野菜のパワーをあらためて教えられた教育講演でした。
影山久美子Blog
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